第7回Hatch Meets開催報告
2022/3/29 第7回Hatch Meetsを開催しました。
第7回では「自治体D X」をテーマにした交流会という形で、ハイブリッドで行いました。
<アジェンダ>
9:45 開場
10:00-10:10 注意事項&HM開催挨拶
10:10-10:40 登壇発表
・名古屋市役所 自治体DXのご担当者(情報化推進課)
・内閣官房オープンデータ伝道師 市川 博之
「デジタル社会の実現に向けた重点計画」のポイント
https://note.com/h_ichikawa/
10:40-11:40 交流会
11:40-11:50 企業からのピッチ
11:50-12:00 閉会挨拶
12:00 閉場
<交流会>
参加者は自由に話をしたい人の元へ集まってもらう形で行い、各自情報交換を行いました。
名古屋市役所職員の他に交流会にはゲストとして
・春日井市役所職員
・静岡市役所職員(オンライン)
・伊賀市役所職員(オンライン)
以上の3名も加わりお互いの情報を交換や悩み相談などを話し合いました。
交流会の様子

会場の交流の様子

現場からオンラインゲストとの交流の様子
<企業からのピッチ内容>
企業ピッチでは自治体DXを推進しているHatch Meets会員に登壇していただき、すでに取り組んでいる事例なども含めお話いただきました。
- 株式会社Liquitous
LiqlidというWebアプリケーションについてご紹介いただきました。
Liqlidはオンライン合意形成プラットフォームで
アイデアを出す
プロジェクトを作成する
議論する。
案を修正する。
投票する。
結果を確認する。
という6つの各ステップで市民や自治体に関わる様々な人が議論に参加することが可能です。
公共施設マネジメントなどの結論を出さなければいけない議論や、町内会などで行われるアイデアを実現するための議論など様々な議論に対応することがWeb上で可視化される為、結論が出るまでの過程を確認することが可能となります。 - 株式会社コラボスタイル
コラボスタイルでは、コラボスペースというコワーキングスペースの運営、コラボフローというシステムのご紹介をいただきました。
コラボスペースNAGOYAは2022/1月にJPタワー名古屋36Fにオープン。
コラボフローは紙で行われているワークフローをコラボフローに変えることで、紙からの脱却、処理スピードと業務効率の大幅up、利用者の負担を軽減・自動化することが可能です。
- サイボウズ株式会社
kintoneというシステムの紹介を中心におこなっていただきました。
kintoneはデーターベース、プロセス管理、コミュニケーション3つの機能を持つシステムをノーコードで誰でも簡単に素早く作ることが可能なシステムです。
自治体向けにLGWANにも対応しておりインターネットから分離した環境でも利用することが可能で自治体では町内調査や照会システムやチャットボットによる情報提供などの実現を可能にしています。
自治体職員向け限定コミュニティ「ガブキン」というユーザーコミュニティも運営しており、kintoneを利用していない職員でも加入することができます。
- 名古屋工業大学准教授 白松俊メンターからの講評
第7回Hatch Meetsグラレコ
執筆者:東京造形大学 高木真由