2021年PJ報告No7.

WINDABプロジェクト

実証事業者 株式会社ヤマダ
フィールド提供者 中部国際空港セントレア

本プロジェクトは、風力を減衰する建材「WINDAB」を活用し、高層建築物の増加で増えている「ビル風」の影響を緩和できるか以下の2点で検証を行います。

・自然環境下における風速の減衰率がどれくらいか
・発電量、騒音値がどれくらいか

WIINDABは風車を使用して風力減衰を行う、風害の発生を防ぐことを目的とした株式会社ヤマダのオリジナル建材で、使用されている風車には小型発電機が搭載されており、自ら発電した電力により風車の回転を制御して防風時の過回転防止・風車等の破損を防きます。

また制御で余った電力はバッテリーに蓄え、緊急時の補助電力や案内表示器等に使用を想定している。風力の減衰を目的とした建築物に実装可能な建材として開発されています。

<実証実験内容>

セントレアの第2ターミナル エントランスバルコニーにWINDABを設置し、設置前の流体力学によるシミュレーション結果と設置後の実測値との比較検証を行う。

2022/3/6-3/31の設置期間で現在風速等を計測中です。