2022年6月7日(火)
ナゴヤイノベーターズガレージにて、Hatch Technology Nagoya「フィールド活用型社会実証支援」の第2回Hatch Meetsを開催しました。
フィールド活用型社会実証支援とは
実証実験ニーズをもつ企業と、実証実験を行う場を提供する企業(や自治体)が一緒になって社会実装を目指すプロジェクト支援事業となります。
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第2回ではオンラインとオフラインのハイブリッド配信という形で39名の参加がありました。
アジェンダ
1. 受付開始 17:30-18:00
2. 開催挨拶 18:00-18:05
3. Hatch Meets の紹介 18:05-18:15
4. ピッチ(防災・減災テーマ) 18:15-19:05
5. ミートアップ& 宣伝&告知タイム19:05-19:40
6. 閉会 19:55-20:00
[ピッチ]
・名古屋市防災危機管理局
防災人材育成方針の理念である、防災の日常化による災害に強い街づくり実現するために、防災を自分ごととして捉えてもらうための方法や情報発信についてのアイデア連携をしていきたいという呼びかけと、市民向け防災啓発コンテンツとして防災アプリとハザードマップ、港防災センター、SNSでの情報発信の事例を紹介していただきました。
・名古屋市市民活動推進センター
市民活動推進センターの発災時の役割として、市・区社協と協定を結んでボランティアセンターの運営協力を行います。災害時の被災者とボランティアをマッチングする需給の調整を行う為に、平時では災害ボランティアコーディネーター養成講座や交流会などを行い顔の見える関係を構築しているというお話をしていただきました。
・名古屋市社会福祉協議会(ボランティアセンター)
社会福祉協議会(略して社協)でも発災時に災害ボランティアセンターの運営協力を行います。センター内で被災者からのニーズの聞き取りや、被災者の支援状況をマッピングして確認をする、活動状況の調査などボランティアが何を行なっているかや、企業との発災時の連携協定ではどんなことをしているかなどを中心にお話いただきました。
・NPO法人レスキューストックヤード
行政・社協・民間支援団体との連携として発災時に避難所ではどういった課題が発生しているのか、心理的、経済的、環境の変化への適応など目に見えない被害を受けること。災害時に初めましての関係では支援や連携に時間がかかってしまうことから、互いの強み・弱みを知り真に生きる連携体制の構築の必要性をお話いただきました。
[告知]
・キムラユニティー株式会社
公共サービスのノウハウを生かし、人流制御・物流制御・システム化による減災DXに取り組んでいることから、平時からのシステムで支援物資の適正配布が行えるのではないか?
そうしたら貢献できるかを一緒にディスカッションしましょうという共創提案をいただきました。
今回の様子をグラフィックレコーディングでまとめました。
執筆:(一社)シビックテック・ラボ 市川希美
次回開催案内
次回、7月5日(火)10:00-12:00 の第3回Hatch Meetsでは子育てがテーマとなります。
HMの会員以外も参加可能ですので是非ご参加ください。