【実証実験レポート】先進技術を活用した放置自転車撤去スキームの実証を行いました！

芝園開発株式会社が開発したCaptureシステムを活用し、遠隔で放置自転車の撤去の指示を行う実証実験を、名古屋駅、金山駅、新栄町駅で実施しました。

放置自転車の撤去にあたっては、これまで市の土木事務所職員が現地に行って認定を行う必要がありましたが、芝園開発株式会社が開発したCaptureシステムを活用することで、リモートでの認定が行えるようになり、現場に行く時間を節約できるほか、同時に複数の現場の認定ができることになります。

PCやタブレットを使ってリモートで放置自転車を認定する様子↑

実証実験には、市職員と撤去業務の委託業者が参加し、現場でCaptureの専用端末を使った放置自転車の登録を行う班と、土木事務所で現場からのデータを元に認定を行う班に分かれ、放置自転車の撤去作業を行いました。

芝園開発のCaptureシステムは、初めて触る人でも簡単に使い始められるよう設計されており、非常にスムーズにリモートでの認定業務を行うことができました。

自転車の登録に手間取る部分や、放置の認定から撤去作業へのスムーズな連携など、実際に運用する際には考慮すべき点もいくつか見つかり、有意義な実証実験となりました。

今後はCaptureを使って、放置自転車がどれくらいの時間放置されているかなどの実態調査を行う予定です。放置自転車に関するデータを蓄積することで、今後の放置自転車対策に活かせるのではと期待しています。

【NEWS】

2020/12/8　NHK「まるっと！」「ニュース845東海」にて実証実験の様子が紹介されました。

2020/12/8　メーテレ「アップ！」にて実証実験の様子が紹介されました。
https://www.nagoyatv.com/news/?id=004006

2020/12/10　中京テレビNEWSにて実証実験の様子が紹介されました。

https://www.ctv.co.jp/news/articles/yekdsveafoa5ioxg.html

2020/12/13 毎日新聞で実証実験の様子が紹介されました。

2021/1/16　読売新聞オンラインにて実証実験の様子が紹介されました。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210112-OYT1T50109/

名古屋市は庁内から集めた行政課題、社会課題に対して先進技術を活用した解決策を企業から広く募集し、選定した実証プロジェクトに対する費用の一部負担や専門家によるマネジメント等の支援を実施しています。

今年度の課題と実証事業者は下記U R Lから確認いただけます。