採択企業発表

「Hatch Technology NAGOYA」課題提示型 社会実証支援において、
実証プロジェクトが決定しましたのでお知らせします。
プロジェクト選定までの経緯は

【課題募集】社会課題3件、行政課題7件
【解決策提案】全72件
【選定件数】社会課題2件、行政課題4件

となっており、実施する実証プロジェクト一覧は下記となります。


社会課題

防犯予測による防犯ボランティア活動の最適化
日本一安心安全なまち名古屋を目指して

概要

市民の身近で発生する10罪種のうち8罪種が政令指定都市ワースト2位の名古屋を、より安心安全で暮らしやすいまちにするべく、防犯パトロールを実施するボランティア活動の効果を高め、犯罪の防止につなげるツールの開発・検証を行う。

実証実験内容

犯罪予測ツール「CRIME NABI」を活用し、過去の犯罪データやユーザ投稿から未来を予測から作成されるパトロールの経路を使って、防犯パトロールを行い、地域コミュニティの強化、安全性の向上の検証を行う。

採択企業

株式会社Singular Perturbations 代表取締役 梶田真実
所在地 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F


社会課題

AI・IoT等のテクノロジーを活用し、
ウィズコロナ・アフターコロナの新たな社会を創出!

概要

新型コロナウィルスの感染症対策を行いながら生活する「ウィズコロナ」、その後の「アフターコロナ」における、新たな市民向けサービスや業務支援システムの開発・実証を行う。

実証実験内容

鼻咽頭(上咽頭)に微小力センサを搭載した鼻腔モデルを開発し、熟練者の手技操作を解析トレーニングシステムとして大学医学部や医療機関での教育事業に展開できるか検証を行う。

採択企業

メドリッジ株式会社 代表取締役 益田泰輔
所在地名古屋市千種区不老町1 名古屋大学インキュベーション施設大201


行政課題

日本語のわからない市民でも理解しやすい、
スムーズな児童 手当の申請手続きを構築 したい!

概要

外国籍の方など日本語のわからない市民が、母語で児童手当の制度を理解して申請 できるようにすることで、市民及び行政双方にとってスムーズな手続きができる仕組 みづくりを目指す。

実証実験内容

申請書の画像に注釈をつけるアプリAnnoldを活用し、日本語のわからない市民が自力 で申請書を記入できるか、また、窓口職員の負担軽減につながるか検証を行う。

採択企業

アノルド株式会社 代表取締役社長中川拓麻
所在地東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス 2


行政課題

来園者数年間350万人を目指して。
来園者属性から新たな誘客とサービス向上へ

概要

年間250万人が訪れる東山動植物園では、現在来園者350万人を目指して整備を進め て おり、効果的で効率的な広報や施設の整備計画を検討するため、基礎データとなる 来園者の属性情報を把握できる仕組みを構築する。

実証実験内容

画像による人物像分析システム「FieldAnalyst」と、YOLOを活用した車いす等の検知 ツールを活用し、来場者の属性把握分析の検証、および、マーケティングへの活用への 検証を行う。

採択企業

NECソリューションイノベータ株式会社名古屋大学浦田研究室
代表取締役 執行役員社長 杉山清
所在地:東京都江東区新木場一丁目18番7号


行政課題

証明書交付の待ち時間半減!誤交付ゼロ!
~待ち時間の少ない市民課窓口・あんしんできる市民課窓口を目指して~

概要

なるべく人の手を介さずに、正確に申請者の手元に、住民票の写しなどの証明書を 交付する業務フローの構築、ツールの開発・検証を行う。

実証実験内容

窓口申請の電子化やRPA(WinActor)を活用して、住民票の写しの交付業務の一部 を自動化することで、誤交付を発生させずに業務効率化できるか検証を行う。

採択企業

株式会社NTTドコモ 東海支社 支社長 高木克之
所在地:名古屋市東区東桜1-1-10 アーバンネット名古屋ビル


行政課題

公共空間を快適な状態に!
先進技術を活用した放置自転車撤去スキームの構築

概要

放置自転車をなくして、道路・公園・駅といった公共空間を人々が利用しやすい快適 な状況に保つため、自転車の放置認定の遠隔実施や記録の電子化を通じ、より効率的 な撤去業務の構築を目指す。

実証実験内容

総合自転車対策システム「Capture」を活用し、自転車撤去業務の効率化が行えるか 検証を行う。

採択企業

芝園開発株式会社 代表取締役 海老沼孝二
所在地:東京都足立区千住3丁目66番地16