データ利活用アイデアソンを開催!
2023年7月10日(月) ナゴヤイノベーターズガレージにて、「フィールド活用型社会実証支援」Hatch MeetsのミートアップアップイベントHatch Meets UP!を開催しました。
オンラインとのハイブリット開催で、合計27名にご参加いただきました
アジェンダ
・HMの説明
・自治体とデータ利活用の説明
・東海総合通信局から「地域自営IoT無線システムの社会実証の概要」の報告
・フィールドからのピッチ「名古屋市緑政土木局緑地部緑地維持課」
・質疑応答
・アイデアソン(データによる可視化・利活用)
・課題の提示〜市の課題をChatGPTに聞いてみる 局の名前ごとに聞いてみる〜
・課題の設定〜いくつか課題を選び、目標問題課題を設定する〜
・問いのデザイン〜我々はどうすれば「xxxx」をすることができるか?その際に必要となるデータは何か?という問いを作る〜
・ChatGPTにお尋ねしてみよう!
・シックスハットシンキング by ChatGPT
・最終提案にまとめてみよう
・アイデア発表&ミートアップタイム
・閉会
自治体のデータ利活用について
自治体のデータを活用したサービスについて、オープンデータ伝道師である市川博之氏に事例を交えながらお話しいただきました。ただデータを利活用するだけではなく、市民に使ってもらえるサービスを生み出すには実際の現場に行って一緒に実証を進める必要があります。Hatch Meetsでは現場となるフィールドも多く参加しているので、データ×デジタル(先進技術)×デザインでより良い価値を生み出していきましょう!
データ利活用の事例
データを利用した実証について、東海総合通信局から事例をお話しいただきました。地方都市のニーズに合わせた無線システムを使用し、バスやタクシー・ゴミ収集車などのデータを収集することで地域のデジタル基盤を構築、基盤を中心に様々な課題についてソリューションを展開していくなど、今後の取り組みについてもお話しいただきました。
フィールドのピッチ
・名古屋市緑政土木局緑地部緑地維持課
名古屋市の街路樹点検を担当する緑地維持課がフィールドとしてピッチを行いました。
倒木などで発生する事故を防ぐためにも街路樹の点検・診断は重要な業務ですが、その裏では、点検結果を現地で入力できない、点検データを管理する機能がない、などの課題が発生しています。また、公園施設も同様の課題を抱えており、一緒に課題を解決する仲間を募集中です。
アイデアソン
後半はChat GPTを使用したアイデアソンを開催しました!
コンサルになりきったChat GPTに名古屋市の課題を聞いたり、アイデアの発散を手伝ってもらうことで短時間でのアイデアソンを実現しました。
Chat GPTに全部を聞くのではなく、「我々はどうすれば〇〇できるだろうか」という問いのデザインや情報の取捨選択など、人間にしかできない部分と合わせることによって、より良いアイデアが生まれる可能性を体験していただきました。
今回の様子をグラフィックレコーディングにまとめました。
執筆:(一社)シビックテック・ラボ 緒方千裕
次回開催案内
次回、8月7日(月) 第4回Hatch Meets UP!はプロジェクトの中間報告回です!
今年度進行中のプロジェクトや新たに始まったプロジェクトがどんな様子なのか、お話しいただきます。
HMの会員以外も参加可能ですので是非ご参加ください。