- 背景
- 焼却工場では、1台あたり2t以上のごみを積んだ車両が1日に数百台搬入しております。中には焼却に適さないガスボンベ、針金、パイプいすなどの金属類が多く搬入されております。このような不適物は、焼却炉内の設備に引っかかるなど悪影響を及ぼし最終的には設備を停止させることもあります。設備が停止するとごみが処理できず市民生活に大きな影響を及ぼすことになります。すべての車両に対して、搬入されたごみを細かく確認することは不可能であり、不適物の搬入を防ぐことができないのが現状です。
- 課題(詳細)
- 焼却工場にはガスボンベ、針金、パイプいすなどの金属類が誤って搬入されており、これらの不適物は焼却炉の設備の停止や故障につながり、安定的なごみ処理ができない。
- 求める解決策
- 焼却工場に誤って持ち込まれた不適物を音・画像・磁気などによる検知技術を使って、搬入前に検知したい。まずは金属の検知について重点的に取り組みたい。
- 想定する
実証実験内容 - 焼却工場(5工場から1工場選定予定)のごみが搬入される扉一つ分のスペースに検知器等を設置して金属等の不適物等の検知を行う。
- 実証実験
成功後の発展性 - 本市焼却工場への導入を検討
他自治体でもニーズはあり - 提案企業に求める
専門性 - 音・画像・磁気などを利用した検知技術
行政のごみ処理についての知識・経験があるとありがたい。 - プロジェクトの進め方
打合せ方法 - 随時、現場確認を行いながら検知手法について打合せを行っていきたいと思います。
オンライン打合せは可能です。 - 提供可能な
データ・環境等 - 搬入された不適物の写真、処理施設での搬入の状況、ごみが搬入される投入ステージ、投入扉等の図面など
- プログラム終了後の
本格導入 - 効果的であれば焼却工場への導入を検討したい。