名古屋市が考える脱炭素に向けたビジョンと取り組み
名古屋市は、地球温暖化対策の一環として「低炭素都市2050 なごや戦略」を2009年に策定しました。その後、2015年のパリ協定や日本の地球温暖化対策計画の改定を受けて、「名古屋市地球温暖化対策実行計画2030」を策定し、2030年度までに温室効果ガス排出量を52%削減することを目指しています。
また、リニア中央新幹線の開業や先進技術の進展により、名古屋の交通環境も大きく変化しています。「名古屋交通戦略2030」では、自動運転技術やAI技術を活用し、誰もが快適に移動できる「最先端モビリティ都市」の実現を目指しています。これにより、持続可能な公共交通ネットワークの形成や、カーボンニュートラルの実現、新たなモビリティサービス(MaaSなど)の活用による移動利便性の向上が期待されています。
名古屋の水辺を支える代表的な2つの水辺
名古屋の水辺、特に「東洋一の大運河」と呼ばれ、現在ではスポーツやイベントの会場として親しまれている中川運河、そして名古屋の中心部を南北に貫き、名古屋の街を散策できるクルーズも運行される堀川は、これまで発展的・継続的な計画を立てる余裕がなく、運航しているクルーズ船は脱炭素の取り組み、自動化のような実証に向けた動きがまだ十分ではありませんでした。
さらに中川運河を航行するクルーズ名古屋においても、イベントや施策など企画することすべてが手探りで、発展的・継続的な計画をする余裕はなく、乗船率の低さにより、採算が厳しく、新しい技術を導入したり、その実証実験をしたりという面は手薄になっていました。
持続可能な先端技術で、名古屋の水辺の新しい価値を創造しませんか?
我々は脱炭素と自動化による最先端モビリティ都市を目指しており、水辺の魅力向上もその一環と捉えております。中川運河や堀川の魅力を高めるために、革新的な技術を導入し、市民や観光客が楽しめる持続可能な水辺を実現したいと考えています。
クルーズ船の電動化、自動化技術、または新しいモビリティツールを導入することで未来の持続可能な水辺を実現し、付加価値を創出、よりよい乗船体験を実現を目指します。名古屋の水辺を楽しめるような名古屋の新たな水辺の魅力を創りませんか?