名古屋市スポーツ市民局地域振興課では、地域活動に対する住民一人ひとりの声を集め、活動を活性化させる取り組みを進めています。目指すのは、地域住民やさまざまな人材・団体がゆるくつながり、地域活動を通じて課題を解決できる社会です。
この課題に取り組んでいるのは、「株式会社はこぶん(東京都中央区)」。同社のデジタルレター「ホンネPOST」を活用し、地域活動に対する住民の”ホンネ”を収集。集まった意見をAIで分析して、現状の地域活動における良い点や改善点を可視化します。
今回は2024年10月26日から11月17日にかけて開催された区民まつりにて、地域活動に対する率直なご意見(=ホンネ)を聞き出すために、協力を依頼するリーフレットを配布しました。リーフレットを受け取った方からは「デザインがかわいい」「簡単な入力方法で高齢者にも使いやすい」と好意的な声が多く寄せられ、1月29日時点で約902件の回答が集まっています。
いただいた回答には地域活動に対して肯定的な内容も多く、「地域に貢献したいけれど、きっかけがない」と感じている方が少なくないのではと推察しています。
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。実証期間中は、市内イベントや区役所でリーフレットを引き続き配布する予定です。また、下記のリンク先からも参加できますので、この記事をご覧になった皆さまもぜひご参加ください!
https://nagoya-communityactivities.honnepost.com
ここから実証実験は、集まった意見をAIを使って分析していくフェイズに入っていきます。みんなが参加したくなる地域活動」の実現を目指し地域活動に対するホンネの可視化に取り組んでいきます。