MISSION 公募課題一覧

  • 01職員研修のアンケート集約等業務の省力化・内容分類

    課題内容

    • ・研修参加者が提出した紙のアンケート(記名式、出欠確認を兼ねる)や上司が作成する研修意見書につき、択一式部分の集計や自由記載欄の打ち込みを職員が手作業で行っているため、非常に時間がかかり事務負担となっている。
    • ・今後、研修理解度の測定のため研修内容に係る択一式テスト等の導入を検討しているが、採点や答え合わせの事務が増大する恐れがある。
      (参考)
      令和元年度新規採用者合同研修(1日目)受講者 729名
      ※上記アンケート集約に概ね3日強を要している(職員1名専従の場合)

    期待する姿

    • ・アンケート等(択一部分)集約業務、答案採点業務の自動化による省力化
    • ・自由記載欄の文字起こしと、AIによる記載内容の判定・分類(研修に対する建設的な意見、否定的な意見などを判定し分類する)

    担当部署

    総務局職員部人材育成・コンプライアンス推進室

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  • 02通達員の配付文書に係る文書仕分け及び配付ルート設定の効率化

    課題内容

    名古屋市が発出する文書は、主に各区役所の通達員(名古屋市の非常勤職員)が配付している。通達員は原則として毎日(土日祝を除く)、区役所において文書を受け取り、区内でそれぞれに割り当てられた担当区域へ文書を配付する。
    区役所から通達員に文書を渡す際は、区役所職員が宛先に応じて通達員の担当区域ごとに仕分ける必要があるが(宛名のない全戸配布文書や、一度に大量に発出する文書を除く)、目視による仕分けのため時間を要するほか仕分け間違いのリスクがある。
    また、文書の配付にあたっては、事前に全ての文書を把握できないため、毎日通達員が文書を受け取る都度、文書の種類・量に応じて、配付ルートを設定している状況である。
    (参考)
    通達員人数:約370人
    通達員1人あたりの宛名あり文書配付数:約2,400通/月

    期待する姿

    文書の宛先(一部手書きあり)を読み取り、どの通達員の担当区域に該当する文書か自動判別することで、仕分け作業が効率化できる。
    また、文書読み取りの際に、同時に情報登録を行い、最適な配付ルートを自動的に設定することで配付効率が向上する。

    担当部署

    市民経済局地域振興部区政課

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  • 03市役所来庁者へのスムーズな案内

    課題内容

    市役所の本庁舎・西庁舎において案内業務を行っているが、来庁者には案内所においてオペレーターが口頭で対応している。
    用件がはっきりしていない方の対応には十分なコミュニケーションが必要で時間を要するため、他の方をお待たせすることがある。
    (参考)
    案内所訪問人数:約200人/日 (本庁、西庁舎合計)
    オペレーター人数:1~2人

    期待する姿

    用件がはっきりしている人は、市役所での手続や場所について端末操作(タブレットやロボット、AIによる音声案内など)により自分で検索することで、待ち時間なく目的の所管課がどこか知ることができる。(操作は音声認識でなくタッチパネル等も可)

    担当部署

    市民経済局市民生活部広聴課

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  • 04通勤手当の基本経路の確認と認定可能経路の判定

    課題内容

    職員の通勤手当の金額を決定する際には、基本経路(職員の自宅の最寄駅から職場の最寄駅までの最短経路)で金額を認定することが基本となっている。ただし、様々な事情により基本経路以外の経路での通勤を希望する場合、一定の条件に当てはまれば基本経路以外での通勤も認定可能である。

    • <主な条件>
    • ・鉄道について、乗換回数が少なくなる経路・方法(実乗車時間が10分以上増える場合を除く。)
    • ・鉄道について、実乗車時間が5分以上短縮できる経路・方法
    • ・鉄道について、基本経路の通勤時間帯(正規の勤務時間の開始時刻前2時間)における運行本数が5本以下の場合における基本経路の次に運賃等の額が低廉な経路・方法

    基本経路を確認し、職員が申請してきた経路と比較して認定可能かどうかの判定を行う際、現在はまず職員と職場のそれぞれの最寄駅を地図上で調べ、その後インターネットの乗換検索等を利用して経路の探索と比較を行い判定している。申請人数が多いこと、また公所数が多いことから、一人当たりの認定に多くの時間がかかり負担となっている。
    通勤手当の認定・変更件数:約400件/月(4月) 約30件/月(4月以外)
    一人当たりの通勤手当認定にかかる時間:5~15分

    期待する姿

    条件定義により、申請経路が認定可能かどうか判定できること。
    または、過去の認定済みデータから探索し、申請経路が認定可能かどうか判定できること。

    担当部署

    子ども青少年局総務課

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  • 05東山動植物園の園内案内の充実

    課題内容

    訪日外国人に係る園内案内等については、案内看板に英語表記したり、パンフレットを5言語版作成したり、入園窓口で翻訳アプリを利用してコミュニケーションをとるなどの対応をおこなっている。
    上記以外の言語を使用される来園者や、コミュニケーションを取りづらい性格の来園者にとっては、東山動植物園は非常に広域な施設であり、目的地にたどり着くことも困難な場合が想定される。

    期待する姿

    東⼭動植物園は、様々な国から訪れる客様がスムーズに⽬的地にたどり着けるよう、多⾔語に対応できる端末(タブレットやロボット、AIによる音声案内など)により、自分で検索することで、目的の施設(動植物、遊園地、トイレ、売店、自販機、雨等をしのげる屋根のある施設等)の場所がわかるように、園内案内の充実を図る。(操作は音声認識でなくタッチパネル等も可)

    担当部署

    緑政土木局東山総合公園管理課

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  • 06東山動植物園の回遊における最適なルートのご案内

    課題内容

    東⼭動植物園は、とても広く⾼低差による急坂も多いうえ、動植物の展⽰種も⾮常に多いため、お客様が快適かつ効率的に回遊できるルート案内の充実を図る必要がある。

    期待する姿

    目的地等を選択したり、移動の条件(ベビーカーや車いすの使用等)を選択することで、ウェブ等により個々のお客様のニーズに合ったルートをご案内できるようにしたい。

    担当部署

    緑政土木局東山総合公園管理課

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  • 07書架到着時間の短縮【書架誘導ロボ】

    課題内容

    利用者が目的の資料(本や雑誌など)を探す際に、図書館内にある蔵書検索機を使って、出力されたレシートを利用することがある。
    印字された棚区分等の情報と、実際のフロア図を突き合わせても、なかなか該当の書架や棚にたどり着けず、職員に尋ねるケースも多い。
    例 入館者1,000人/日 あたり
      レシート出力者 200人(20%)
      うち 職員補助  30人( 3%)

    期待する姿

    • 利用者が資料のある書架にたどり着けるように、サポートAI機能を有するもの(以下例)
    • ・レシート情報を読み込むカメラ機能(OCR機能)
    • ・誘導する手段(移動式ロボット、VR型ゴーグル 等)

    担当部署

    教育委員会鶴舞中央図書館整理課

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  • 08社会⼈席・学習席の空き情報の発信

    課題内容

    鶴舞中央図書館では資料の閲覧、学習目的での利用のために社会人席・学習席を設けている。社会人席はボードにマグネットを置き、席札カードを渡すことで管理しており、学習席は来館者に自由に使っていただいている。
    土日祝日を中⼼に非常に多くの利用があるが、現在は来館しないと空き状況が分からず、時間帯によっては席を利用することができない利用者も多くいる。
    来館者数:約2,500人/日(うち、社会人席・閲覧席利用者数:約500人/日)
    社会人席:96席
    学習席:250席

    期待する姿

    ボードや学習席をカメラやセンサー等(赤外線カメラなど個人が特定不可能な形)で判別し、認識することで、席の現在の空き状況を確認する。さらに図書館からのSNS発信などにより、社会人席・学習席の空き状況をフォロワーに発信することで、利用者が来館前に席に座ることができるか確認し、ピークの曜日・時間帯を避けて来館することが可能になる。

    担当部署

    教育委員会鶴舞中央図書館奉仕課

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  • 09選書用新刊情報リストの作成

    課題内容

    図書館が選書をする際に、出版社サイトや書店サイト、書評サイトから新刊情報を得ることが多いが、一つ一つのサイトをチェックするのは、多くの労力と時間が必要である。
    名古屋市図書館では、郷土(名古屋)に関する書籍を積極的に収集しており、新しく出た本の情報を網羅的に収集したいと考えている。

    期待する姿

    指定した出版社サイトなどから新刊情報を得、指定した書評サイトやなどから、書評情報やランキングなど一般的評価の高い本や人気のある本の情報を付与することで選書の参考リストを作り、業務の効率化と精度を上げる。

    担当部署

    教育委員会鶴舞中央図書館奉仕課

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  • 10インターネット・地上デジタル放送などにおける、キーワード検索による情報収集

    課題内容

    日頃より、当局に関する様々な情報がSNSを始めとするインターネットや地上デジタル放送上に飛び交っており、報道機関はこれらの情報をチェックすることで情報収集を行っている。
    当局が絡む事件・事故の情報を入手した報道機関が広報広聴課に問い合わせをしてくることがあるが、広報広聴課が関係部署から情報を得るまでにはある程度の時間がかかるため、問い合わせを受けた時点でその事案を把握できていないことが多い。
    広報広聴課においても、関係部署から得られる情報とは別に、迅速な情報収集を行うことにより、問い合わせに対し円滑に対応できることが望ましい。

    期待する姿

    SNSを始めとするインターネット・地上デジタル放送等において、恒常的にキーワード検索による情報収集を行うシステムを構築する。さらには、そのシステムによりキーワードに一致しない場合でも、関連した情報であることを類推し収集する。

    担当部署

    交通局営業本部総務部広報広聴課

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  • 11AIを活⽤したパソコンの操作ログ分析による、RPA化を中⼼とした業務改善

    課題内容

    当局では、昨年度、RPA化の試行を数点行い、今年度、局内展開を図るべく、局内説明会を経て、RPA化対象業務を募集中である。
    今後、RPA化を進め、局内全域で費用対効果をあげていくには、RPA化に適した業務を効率的に発掘していく必要がある。

    期待する姿

    当局におけるパソコンを使用する業務について、兵庫県宝塚市における「AIによる職員のパソコン操作ログの分析」の実証実験例を踏まえて、パソコン操作ログをAIにより分析し、人の判断を要しない業務、定型業務や繰返し作業の量等の数値化を図り、RPA化に適する業務を抽出。

    担当部署

    交通局営業本部総務部情報システム課

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  • 12地下鉄駅構内の混雑状況の把握

    課題内容

    駅構内の混雑緩和対策を検討しているが、対策を検討するにあたって、いつ、どこで混雑が発生しているか定量的に把握することが難しい。

    期待する姿

    蓄積された過去のデータ(改札通過人員データ)等から、いつ、どこでどの程度の混雑が駅構内で発生しているか予測して視覚的にわかる。

    担当部署

    交通局技術本部施設部施設計画課

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  • 13外国人住民への庁舎案内や生活情報の提供

    課題内容

    区民の1割以上が外国人である中区において、中区役所において多文化共生を進めるにあたり、以下の2つの課題がある。

    • ①庁舎案内
      中区役所は各課窓口が2,4,5階でわかれており、初来庁の外国人住民が必要な窓口に行くまでのスムーズな案内が出来ていない。
    • ②生活情報の提供
      名古屋市に暮らすにあたって必要な生活情報などを外国人住民に十分に提供できていない。
      ※上位外国語 英語、中国語、フィリピノ語、ネパール語、ベトナム語

    期待する姿

    • ①中区役所での手続きや窓口について、多言語表示を行う端末(デジタルサイネージ、AIによる案内など)により自分で検索することで、目的の窓口がどこか知ることができる。
    • ②多言語対応のチャットボット(自動会話プログラム)を活用した名古屋市の生活情報などの提供が行われ、外国人住民にスマホやタブレットを通じて必要な生活情報を確認できる。

    担当部署

    中区区政部地域力推進室

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